【案例分析】日本一例十二指肠憩室穿孔的病例,看看日本的医疗环境,中国患者很幸福
図1~図8の丸数字12は十二指腸である.図7~図16に連続する液貯留を認める(▲)が,図13と図14で腸間膜の血管(△)が中央に位置しているので,腸間膜内(後腹膜内)の液貯留である.図11で腸管外遊離ガス(↑)を認めるが,腸間膜血管と同部位にあり,液貯留と同様に腸間膜内である.その遊離ガスを頭側へ追っていくと図8で十二指腸と連続するので,十二指腸の後腹膜内穿孔が最も考えやすい.右側結腸が高濃度の肥厚を呈しているので,右側結腸穿孔の診断で手術となった.右側後腹膜に壊死組織と膿汁を認め,右側結腸を切除し端端吻合した.しかし,閉腹直前に胆汁性腸管液の滲出を認め,切除した右側結腸粘膜に病変はないことを確認した後さらに検索すると,十二指腸水平部憩室の穿孔が発見された(図A).閉鎖し空腸漿膜パッチで補強し,術後は順調に経過した.右側結腸の病理:粘膜に病変はなく腹膜炎からの炎症所見のみ.


















































